こんにちは。
この記事にたどり着いたということは、あなたも恐らく、頑張って進学校に入ったものの、落ちこぼれてしまったという方ではないでしょうか?
僕自身、進学校で躓いた身であるため、気持ちはよーく分かります。
厳しい言い方になりますが、そのままではいけません。しかしながら、希望は十分にあります。
そこで今回の記事では、高校生活においてやっていただきたいことを3つ挙げさせていただきます(主に高1、高2の方向けですが、高3の方にも参考になる部分はあると思います)。
そして最後には、同じく落ちこぼれ経験者として、メッセージを送ります。
「これだけは」という教科を作れ
他の科目は出来ない。けどこれだけは…という科目を是非作ってください。
これによるメリットは大きく2つ。
1つ目はノウハウが身につくことです。
1つでも得意科目を伸ばすことが出来れば、点数を伸ばすまでのノウハウが自分の中に蓄積されます。そしてそれを苦手科目にも適用させれば、苦手科目もある程度克服されます。得意科目によって苦手科目が底上げされる、と言うとイメージしやすいかもしれません。
2つ目は自信がつくことです。
進学校にいると、周りが優秀すぎて劣等感を抱くことは決して珍しいことではありません。そんなときでも、「これだけは」という科目があることで、自分は決して劣っていないと思うことが出来ます。
勉強はメンタルの戦いという側面も少なからずあるため、こういった気持ちを持てることはアドバンテージとなります。
何かに打ち込め
「勉強一筋」というのもアリだとは思いますが、可能ならば勉強以外の何かにも打ち込んで欲しいと思います。高3ならば難しいですが、それでもリフレッシュも兼ねて軽くランニングしたりは出来るはず。
これによるメリットは大きく2つ。
1つ目はあなたを支える柱になることです。
仮に勉強で再度躓いた場合、精神的に崩れてしまうリスクが上がってしまうんですね。反面何か他の柱があれば、(勉強出来ないかもしれないけど、俺にはこれがある)と思うことが出来ます。何かに打ち込んだ方が学校生活も充実しますし。
僕の場合、歌に打ち込み、頑張って自分なりに成果を残しました。以前から歌うことは好きだったため、紆余曲折あってまたやろうと思ったという流れですね。最初カラオケで低い点数しか取れなかったときは仰天しましたが、練習を繰り返すうちに高得点を取れるようになりました。受験期に嫌なことがあっても、その経験が支えになったと記憶しています。カラオケの点数がそのままテストの点数にならないかなと思ったこともありましたが苦笑。
2つ目は視野が広がることです。
進学校に在籍していたり、勉強に専念していたりすると「勉強で成果を出すことこそ全てだ」という極端な考えになりがちです。僕の高校のような監獄的な側面が強い場合は尚更です。
やる気や成績向上に繋がるなら結果オーライですが、ときにあなたを追い詰めてしまう場合があります。大人になってもこの価値観だと、何かと厳しいものがあるでしょう。勉強だけ出来ればいいってわけでもないですからね。
僕はカラオケを通じて新たな世界に触れたり、人と交流したりしました。さらにカラオケ以外にも、小説やドラマ、アニメといった様々なコンテンツにも触れました。特に人との交流はやってよかったと断言出来ます(といっても、中学時代の同級生数人とカラオケに行ったり、SNS上で知り合った人たちとチャットしたりしただけですが…)。
余談ですが、僕が読んだ小説に出てきた単語がたまたま定期試験に出てきたことがありました笑。こういうラッキーパンチもたまにあります。
友達は大事にしろ
これは僕自身がかなり後悔していることでもあります。
高校で落ちこぼれたり、同級生との人間関係が上手く行かなかったりしたせいで、地元の友達に八つ当たりしていたことがありました。
もちろん他の人に迷惑をかけてはいけないというのもありますが、何より自己嫌悪になって、より病んでいく…という負のループに陥りかねないんですよね。
幸い、それでも仲良くしてくださったり、仲直り出来たりした人はいますが、それでも後悔は残ります。
最後に・やまない雨はない
僕も進学校で落ちこぼれ、日々絶望と共に生きていました。それでもカラオケなどに打ち込んだり、受験期には必死に挽回しようとしたりしてきました。
まあ実を言うと、第一志望の大学には行けなかったのですが苦笑。
それでも、今は何やかんやで楽しく生きています。そしてあのときに頑張って生きて良かったと思います。
と言うより今振り返ると、当時もそこそこ充実していたように思えます。昔やったゲームのプレイ動画を見て(あ~このボス強かったよな~)と思う感覚です。ピンと来にくいですかね?笑。とにかく、こう思えることが、ある程度自分の中で割り切れた証拠かもしれません。
やまない雨なんてありません。
あなたの苦しみも、いつか乗り越え、笑って話せるときが来ます。
それでも辛いときは、その環境から逃げても構いません。最悪勉強は二の次でも構いません。
しかし、幸せになることからだけは、逃げないでください。
それでは。