名探偵(仮)のブログ

気ままに更新してまーす

暗い高校時代、カラオケに出逢って人生が好転した話

以前の記事でも触れたように、僕はカラオケに行くことが好きです。

 

そんな僕ですが、カラオケにハマったのは高校時代と、意外と歴史は浅いんですよね(執筆時は20代前半)。

 

何だかんだで長い付き合いだなあと思ったため、カラオケとの出逢いについて振り返ってみようかなと(自分語りとなってしまいますが、お許しください)。

 

 

歌うことの喜びを感じた中学時代

 

 

「カラオケと出逢ったのは中学時代じゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし私の中学時代の経験こそが、カラオケ好きに繋がる転機だったのです。

 

と言いますのも、僕の出身中学では英語の授業で歌を歌っていたのですが、何を思い立ったのか大きな声で、隣のクラスにも聴こえるよう歌おうとしました。

 

そしたらそれが大ウケ。他クラスにも自分の名前を轟かせます。地味にモテ期も来ましたね笑。

 

あの頃は楽しかった…。

 

高校時代 勉強そっちのけでカラオケに行きまくり

 

他の記事でも述べていますが、僕の高校はそれなりに進学校でした。しかし僕はそこで落ちこぼれになってしまいました。

 

特に部活や課外活動に打ち込んでいたわけでもなく、さらには高校ではあまり誰かとつるむことがありませんでした。そのため、空虚な学校生活だったと記憶しています。正直、高校生活は精神的にキツかったですね。

 

そんな生活を送っているうちに高2になります。進級して間もない頃、ふと近所のカラオケ店が目に入りました。

 

(そういえば、最近歌ってないなあ)
(ここに行けば、学校生活も変わるかなあ)

 

そんなふうに思い、気がついたらカラオケ店に足を運んでいました。そしてマイクを握っていました。

 

歌ったのは堂本剛さんの「ひとりじゃない」という曲。当時金田一少年の事件簿にハマっていたというのが大きいです(もっとも、その頃はまだ堂本版のドラマを見ていませんでしたが、曲は何回も聴いていました)。

 

自分は歌が上手いと自己評価していましたし、ましてや好きで何回も聴いている曲でもありました。そのため高得点を獲得出来ると思っていました。

 

しかし蓋を開けてみると、80点にすら届かず。僕は落胆しました。同時に自分は歌が上手かったわけでもないんだと分かりました(ただ今思うと、どこかで自覚があったようにも思います)。

 

自分は悔しかったです。そしてもっと点を取りたいという気持ちに駆られ、気がついたら毎週のように行っていました。さらに最初は1回30分だったのが徐々に伸びていき、2時間くらいになっていきました。曲のレパートリーも広がっていきましたね。

 

やがて高2の秋頃、初めて90点を超えます。何回も練習した末に獲得したため、とても嬉しかったです。思わず部屋の中で「よっしゃ!」と声を上げました笑。その後もいくつかの曲で90点超えを達成しました。

 

初の90点超え



 

さらには中学時代仲良かった友達とよくカラオケに行くようになります。グループを組んでミュージシャンにでもなろうかと考えていた時期もありました笑。学校生活こそアレでしたが、こういった時間もあったため、高校時代そのものは結構楽しかったです。

 

正直なところ、成績の方は悲惨でした苦笑。ただ一応言っておくと、カラオケに行くようになってから、赤点を取ることは一度もなかったと記憶しています(ギリギリだったけど)。無気力状態から、何かに打ち込んでいる状態に変わったため、それが影響していたのかもしれませんね。

 

高3になってからは受験もあったため、カラオケに行くことはありませんでした。高2までのツケをどうにかしないといけませんでしたし。それでも、「受験終わったらカラオケで歌おう」という気持ちを胸に勉強しており、それがモチベーションとなりました。実際に受験を終えた後のカラオケはとても楽しかったですね。

 

大学入学、そして…

 

実を言うと、大学入ってからはカラオケにはあまり行きませんでした。理由は色々ありますが、高校時代最初に行ったカラオケ屋がなくなってしまったのが一番大きいですね。

 

とはいえ暇なときには行っており、1回だけまぐれで95点を超えました。しかし点数が大きく伸びることはありませんでした。

 

こんな感じでしたが、社会人になって転機が訪れます。

 

元々、社会人になってもたまには行こうとは思っていました。趣味を継続出来るかどうかが、一種の心のバロメーターになると言われていたからです。

 

しかし研修時に行われた趣味のプレゼンにおいて、カラオケのプレゼンをしたところ、それが大ウケ。さらに同期と行ったカラオケが楽しかったというのもあり、一生モノの趣味にしようと思いました。

 

そして95超えを連発するようになります。これからもどんどん、カラオケの腕を磨いていければと思います。

 

 

95点超えの中から、1曲チョイス

行く行くは歌手に…なんてね笑。

 

【注意喚起】スマホを契約するバイトに誘われた話

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最近、闇バイトについての話題をよく聞きます。首都圏内で連続して発生する強盗事件が闇バイトではないかと言われているようです。

 

毎日このニュースを聞いていて、ふと大学時代のことを思い出しました。

 

ある日のことです。他の大学に通っている友人から、唐突に「いいバイトがあるんだけど、やってみない?」と誘われました。

 

話を聞いてみると、以下のような感じ。

 

SNSで知り合った大学同期から紹介されたバイト

・携帯ショップに行って、スマホを契約。契約したら、元締めの人に端末を渡すだけという仕事内容

・月に数回しか行えないらしいが、一回やるだけで数万円貰えるらしい

 

直感的に(おいおい、どう見ても怪しいやつじゃん!)と思い、もちろん断りました。その友人にも、これ以上深入りしないよう言いました。

 

後日調べてみると、以下のような記事が。

 

www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp

 

こちらの記事に書かれているように、アルバイトに応募した本人に対して多額の請求が来たり、最悪の場合罪に問われることもあるみたいです。

 

強盗とかと比べると、犯罪であることがピンと来にくいものではありますが、それでもトラブルの温床になりかねません。このようなバイトの話が来たら即座に断りましょう。そして逃げましょう。

 

闇バイトについての話をよく耳にして当時のことを思い出したため、記事を作成しました(細かい部分で記憶違いはあるかもしれませんが…)。注意喚起となれば幸いです。

消費者から、生産者へ

子供の頃から、僕はテレビを見たり、ゲームをしたりすることが好きでした。外で遊ぶよりも、家の中で享楽的にコンテンツを消費することに傾倒していた気がします。まあ何やかんやで外に出ることも好きだったんですけどね笑。

 

高校時代に至っては、娯楽によって命と心を維持していた側面はあります。以前は単なる娯楽でしかありませんでしたが、高校時代からは一種の心の支えとなりました。(好きなドラマの次回が放送されるまでは頑張ろう)(この金曜日を乗り切ったらカラオケに行こう)といった強い思いと共に、日々を生きていました。

 

このようにして、ずっとコンテンツを「消費」しながら生きていくのだろうと思っていました。しかし正直なところ、ここ数年でコンテンツを消費してばかりいることに少し飽きました。誰かが用意した範囲の中で楽しむことが、徐々に出来なくなっていました。趣味を追い続ける人生も充実していると思っていますし、それを否定するつもりはありません。ただ、自分にとってはまた違う道もアリではないかと思い始めました。

 

といっても、(やや惰性とはいえ)何やかんや楽しんでいるのですが…笑。

 

とはいえ、単に消費者として人生を終えたくないと思っているのも事実。ブログを再開したのも、そのような背景があったりします。ただ誰かが用意した物を消費するだけでなく、何かを「生産」し、誰かの人生にいい影響を与えたいと思っています。

 

ゆくゆくはクリエーターとかになれたらいいなあ…なんて笑。

進学校で落ちこぼれになりやすい人の特徴について考える

何やら不穏なタイトルですが…苦笑。

 

今回の記事では進学校で落ちこぼれやすい人の特徴を挙げたいと思います。高校受験を控えた方やその親御さんに読んでいただけると幸いです。

 

僕自身や、僕の周囲を見たうえで考えたことです。あくまで一個人の考察に過ぎないので、温かい目で見てください笑

 

 

①上位を取ることのみがモチベになっている

上位を取ること、嬉しいですよね。勉強頑張ったならなおさらです。僕自身、定期試験や塾の模試などで上位に入ると嬉しさと同時に、「次も頑張ろう」という気持ちになりました。上位になると(順位を落とすわけにはいかない)と、ある種のプレッシャーもありますし。

 

進学校に入れる方は模試などで上位に君臨してきた方がほとんどでしょう。しかし、進学校はそういう方ばかりです。今まで上位だった人でも下位になることなどザラです。そのときにショックを受けてそのまま転落…ということも多いのです。

 

上位を取る、以外にもモチベーションの源泉を探してみることを推奨します。

②高校受験がゴールになっている

次に高校受験がゴールだと思い、大学やその後の将来のことなどほとんど考えていない、というケースも落ちこぼれになりやすいです。

 

特に大人側が少しでも「今頑張りさえすればそれでいい」といったニュアンスの言葉を発していた場合は黄色信号

 

高校受験はあくまで通過点であるため、そこで燃え尽きないようにしましょう。大学進学などの話も織り交ぜてみるといいかもしれませんね。

③理系科目が苦手

一般的に進学校ほど理系科目に力を入れている傾向にあります。偏差値の高い高校生ほど、理系を希望する傾向があるため、当然と言えば当然かもしれません。しかし文系選択者や理系科目が苦手な人にとっては厳しいものがあります。

 

あくまで僕の高校の話ですが、高1時点で数学はⅡの微積分の直前あたりまで進めていました。理科に至っては地学以外の理科基礎を全て終わらせるというストロングスタイルでした。友人の話を聞いていても、進学校ほど理系科目の進度を速めている傾向はあると確信しています。

 

僕は数学は得意でしたが、理科は苦手でした。これも落ちこぼれる要因になったと思っていますね。なまじペースが速すぎてついていけなかったせいで、受験期にまた1からやり直す羽目になったという…苦笑。

 

というわけで、理系科目が苦手という方は進学校に行くのを避けるか、入学後は理系科目により注力するよう意識するようにすることが大事ですね。

④勉強「だけ」出来る

え?って思った方もいらっしゃると思います。ただ、色々な方と交流していたのですが、結構これはあるんじゃないかと思っています。

 

というのも、僕自身勉強はそれなりに出来ましたが、運動はからっきしでした。進学校ガリ勉ばかりだと思っていました。しかし、入ってみると全くそんなことはありませんでした。文武両道を地で行くような人も多くいました。

 

加えて中学時代は勉強出来ていることで一目置かれていたようなものでした(特に塾ではそれで女の子から声をかけられることもありました…笑)。そのため、自分を支えていた柱がぽっきりと折れてしまった感覚がありましたね。今思うと、それが落ちこぼれになった大きな要因だったのではないかと思っております。

 

何か他に長所を見つけるか、そういうものだと最初から割り切るのもいいかもしれませんね。

 

 

以上4つを挙げさせていただきました。あなたやあなたのお子様は当てはまっていないでしょうか?

 

もし当てはまっていれば、進学校に入っても挫折する恐れがあります。僕自身進学校に入ることが必ずしも正解だとは思っていません。どうか自分にとって最適な環境を見つけていただけたらと思います。

【夢と嫉妬】大道芸人の路上公演を見た話

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先日家に帰る途中、大道芸人のパフォーマンスを見ました。

 

面白そうだと思ったので、僕も拍手したり、歓声を上げたりしながら、一連のパフォーマンスを見ていました。変に注目を奪ってはいなかったはず…笑。

 

で、僕が衝撃を受けたのはここからです。

パフォーマンスが終わった後、その大道芸人の方は自分の経歴について語りました。何と高校卒業後一度も就職せず、大道芸一筋で生活しているらしいんですよね。しかも個人事業主であるため、収入も不安定らしいです。それでも夢を追いたいとのことでした。

 

僕はこれに衝撃を受けました。

僕も確かに、かつては「夢追い人」でした。しかし彼のようにリスクを取ることなく、ある意味で安定したサラリーマンという道に行きました。その分、夢を追うための必死さに欠けていたような気がします。

安定と言う観点で見れば、こちらの方が安定はしています。しかし一方で、自分がチキンではないかとも思ってしまうんですよね。もし彼のようにリスクを負っていれば、また違った人生になったかもしれない、とも。

余談ですが、その方のパフォーマンスの途中で、警察の方が来ていました。どうやらクレームが入ったようです。もしかしたら、他にも紆余曲折あって、今までやってきたのかもしれません。(事前に根回しした方が良かったのでは?とは思いますが)結構なリスクや苦労を背負ってやっているんだな、って思いましたね。

 

さてと。

僕もこれから、夢のためにもう一度頑張ってみようかな。

進学校はガリ勉ばかり?

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進学校は勉強だけでなく、スポーツも出来る人が多い。反対に底辺校は何も出来ない人が多い」

 

先日、SNS上でこのような投稿を見かけました。さらに調べてみると、それ以外にも似たような投稿が。

 

僕自身底辺校に通った経験がなく(まあ高校は基本1つしか通えませんからね笑)、最初は正直驚いたんですよね。むしろそこそこの進学校に通っていた身ですし。

 

しかし高校時代の経験を振り返ってみると、どこか納得してしまったんですよね。というのも、進学校には「運動出来ない人」っていうのがあまりおらず、運動出来る人の方が多かったのです。むしろ僕みたいなのが例外?中学時代の同級生で進学校に行った人も何だかんだ運動は出来ていた人が多かったですし。

 

今回は僕の過去の経験や周囲の人の話を振り返り、そして「出来る人は何でも出来、出来ない人は何も出来ない」という現象がなぜ起こるのか、考えてみたいと思います。

 

 

 

進学校出身者の実体験

まずは私自身の実体験から。

 

先程「進学校は運動出来る人が多い」と偉そうに話していましたが、僕自身は大の運動音痴でした。それこそ、体力テストでは下から数えた方が圧倒的に早いというレベルで。中学のときは運動音痴仲間が複数いたので、ちょくちょくつるんでいました。

 

それでも勉強はそれなりに出来ましたし、音楽についても幼少期にピアノを習ったり、周りに歌を披露したりしていました。「勉強だけは出来るな」系の嫌味を言われることもしばしば。

 

そんなこんなで高校に入学します。勉強熱心な校風だというのもあり、正直入った頃は「ガリ勉ばっかやろ笑」と思っていました。

 

しかし現実は違いました。体力テストで好成績を残したり、中学時代はスポーツの大会に出ていたりする人が多くいました。学校全体で見ると並くらいのスコアでしたが、中学の頃よりも目立った運動音痴はいなかったです。これは私にとっては衝撃でしたね。

 

このような経験をしたので、「底辺高校には運動音痴が多い」「反対に進学校には何でもできる人が多い」みたいな言説には、根拠がないとはいえ妙に納得してしまうんですよね。

 

今振り返ってみると、中学時代の同級生で進学校に入った人は、皆運動神経がよかったです。公立なら内申点にも多少反映されるでしょうし(僕が悪すぎたというのもあるかもですが苦笑)。反対に運動音痴仲間で進学校に入ったという人はあまりいなかったような気がします。

 

さらにネット上で進学校出身の方と交流する機会がありましたが、進学校にはいわゆるガリ勉」っぽい人種は少なく、むしろ運動や芸術といった方面に優れている方が多かったとほとんどの方がおっしゃっていました。クラスに生徒会長経験者が複数人おり、他にも部活の部長や学級委員などの経験者がほとんどだったというケースもあるみたいです。

 

中学と高校の体力テストのデータを比較していた方もいらっしゃいました。その方によると中学(公立)の頃の方が運動音痴が10人以上いたのに対し、反対に進学校に行くと体力テストで低い成績を取っている人が1人しかいなかったとのことです。

 

加えて、進学校内においても運動音痴っぽい感じの人の方が成績が芳しくなかったことがあったようです。高校で落ちこぼれた僕にとっては、耳が痛いです苦笑。自分も割とそうでしたし。

 

あくまで周りの人から聞いただけではありますが、僕個人としては進学校ほどスポーツも出来る人は多い」と考えています。

 

どうしてこうなるのか?

 

では、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?理由は大きく3つあると考えます。

 

1つ目は家庭の力です。塾や習い事に通うには資金が不可欠です。高収入であるほど勉強で結果を残しやすいという言説がありますが、スポーツにもあてはまるのではないでしょうか。一流アスリートの家庭って案外お金持ちの家庭が散見されますし。

 

2つ目は先程も少し触れましたが、公立の場合は内申点も深くかかわっていると考えられます。しかし、私の高校は私立だったので、内申点はあまり関係ないでしょうね。

 

そして最後、これが一番大きいのではないかと思うのですが、その人の努力のポテンシャルがどのくらいあるか、だと考えます。勉強である程度成果を出すには、必死に努力する粘り強さ頭や要領の良さ、少なくともどちらかは必要です。そしてこれらの要素はスポーツなどで結果を残すのにも求められるものです。こういった要因からこのような現象が起こるのではないでしょうか。

 

 

長々と書きましたが、「運動出来ない人は勉強も出来ない」と主張するつもりはありません。むしろ僕自身は中学時代、「勉強だけは出来る」系の嫌味を言われた人間ですし。根拠といってもインターネット上で伺った話と自分自身の経験だけですからね。

 

それでも、チラホラと流れてくる投稿に対し、自分自身の経験もあってか、思うところがありました。そして文武両道の同級生を見て驚いた高校時代のことを回顧しました。そのため執筆した次第です。

 

そして僕のように、「勉強もスポーツも出来る人」に対して劣等感を抱かないようにしてください!苦笑。

進学校落ちこぼれの足跡④ その後

僕は進学校に入っていました。
 
しかしそこで落ちこぼれになり、大学受験でも第一志望には落ち、併願の私大に入るこ
とになりました。
 
世間的にはそれなりに高学歴の大学でしたが、進学校に入っていたことを考慮すると、
一種のコンプレックスになりました。
 
今回はその後についてお話しできればと。
 
 

コンプレックスと共に入学し、大学生活を送る

東京の夜景|フリー写真素材

入学式、そして新歓や授業と、大学生活の序章はめまぐるしい変化とともに進みました(余談ですが、首都圏在住だったものの、高校時代は都内に数えるほどしか行ったことがなかったため、都内の風景や価値観は新鮮でした笑)。一方で僕の脳内は受験の挫折で止まったままでした。周囲が楽しそうにしている中、本気で楽しめていない自分がそこにはいました。サークルにも入りましたが、正直流れで入った側面は大きかったです。仮面浪人することも、一時期は本気で考えていました。

また、周囲の方の出身高校についても知る機会がありましたが、正直高校受験期の僕なら楽に受かっていたであろう高校から来ている人が多かったです。あと私立専願も多く、高校レベルどころか酷いと中学数学すら怪しい人もいました。経済系の学部であるため、数学をよく使います。そのため数学出来ない人がどうしても目立ってしまうんですよね…。

加えて推薦・AO入試という制度について詳しく知りました。「推薦」とつくだけあって使う人はそこまで多くないという印象を持っていましたが、今や大学生の約半分が推薦やAOなどで進学しているらしいです。僕の大学も結構いました。一般ではワンランク下の大学すら怪しくても進学する人がいることや、高校によっては評定を操作し、そこまで実力がない人をあえて進学させるという手口が横行していることも知りました。実は僕の高校にもあったのですが、正直(ウチの高校ならこういうことはやりかねないだろうな)と思っていました。しかし、これがごく一般的だったと知ったときは開いた口がふさがりませんでしたね。

これらの要因から、上記のようなコンプレックスは肥大化していきました。一時期は再受験することも考え、勉強しようとしました。しかし、落ちこぼれたことを思い出すとペンはなかなか動きませんでした。書いていると当時の感情がぶり返してくる…苦笑

その後も人生初のバイトで失敗したり、はたまた採用されなかったり、人間関係でトラブルになったり、第一志望のゼミに落ちたり…色々ありました。

一念発起して資格勉強をするも…

 
このままではいけないと思い、簿記やTOEICといった資格勉強に励むことになりまし
た。幸い時間もあったため、勉強時間が取れない、ということはありませんでした。し
かし思うように内容を覚えきれず、投げ出しそうになりました。
 
もうだめだ。そう思ってしまいます。
 
挙句の果てには資格試験直前に体調を崩してしまい、半ば自暴自棄になりました。大学
受験に挫折したときと同様、世界が灰色になりました。俺は何をやっても駄目なんだ、
そんなふうに思いました。
 

色んな人に迷惑かけたなあ…

進学校で落ちこぼれたんだ…これ以上生きたって意味ねえ…

なんであのとき、あんなことしたんだろ…

次第に寝たきりになりながら、過去の諸々を後悔し続けました。

やがて体調不良の要因について調べた後病院に行き、薬を貰います。もっと早く行けよ
と言う話ですが笑。治療には2週間くらいかかると言われました。資格試験本番には間
に合わないなあ、ベストを尽くせないかもなあと思いました。しかし医師の言葉に反
し、1日で治ります。僕は驚きました。そして思いました。
 
これはチャンスだ。自分の人生を諦めてはいけない。
 
そう思った僕は残りの時間を資格勉強の追い込みに費やしました。そして受験本番にベ
ストを尽くし、合格しました。いやー、ホントに嬉しかったですね。
 
ちなみにこのとき受けた試験は簿記2級の試験なのですが、かなり難しかったらしく、
SNS上でトレンド入りしていました。にもかかわらず合格するなんて、我ながら持って
いますね笑。
 

卒業、そして、これから

 
その後も資格試験、人間関係、サークル、バイト、そして就職活動…紆余曲折ありなが
らも何とか上手く行き、大学生活を全うしました。色々ありましたが、何やかんやあっ
て楽しかったですね。
 
入社した会社では、何とか元気にやっています。
 
そうそう、会社の同期達のおかげで、中学時代の活発さがかなり戻ってきた感じがあり
ます。
まあ、このあたりはもし今後話す機会があればということで笑。
 
長くなってしまいましたが、以上が進学校落ちこぼれの足跡となります。もしも似たよ
うな境遇の方がいらっしゃれば、読んで元気になっていただけると幸いです!
 
これからも僕の人生は続いていきますが、温かい目で見守っていただければと思いま
す。
 
それではっ!